2016-05-16 Mon
北山杉発祥の地、中川と京都市内を結ぶ交通路は「京道(菩提道とも言う)」、「峰山街道」「小浜若狭街道」「周山街道」と4通りある。
現在 主要街道は 周山街道であるが それ以前中川の村人は
京道を使っていた。
京道は 北山の里から菩提の滝(砂が採れる場所)~坂尻峠~千束を通って鷹が峰に
通じる6kmの道で徒歩1時間半を要する。
現在は 休日になると沢池に行く家族連れやハイカーの姿をよく見かけるが
昔の北山杉の里の住民にとっては大切な生活の道であった。
里の女たちは 一日一回日用品と交換するために
薪炭 柴 松茸などを持って鷹が峰を往復したのである。
そんな女達を 「町行きさん」と呼び
町行きさんの道である 京道を いつしか 女の道 と称したようである。
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